世界最大といわれるプラハ城にいってきました。
聖ヴィート大聖堂をはじめ、数々の見どころがあるプラハ城。
プラハ城に行くなら、見どころをあらかじめ調べてから向かうのがおすすめ!
この記事では、「プラハ城までの行きかた」や「プラハ城おすすめのコース」について紹介していきます。プラハ城に行かれる方は是非、参考にしてみてください!
table of contents
プラハ城とは?
プラハ城(チェコ語:Pražský hrad)
かつてボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城であり、現在はチェコ共和国(元チェコスロバキア連邦共和国)の大統領府のある場所である。ボヘミア国王の宝冠はここで保管されている。プラハ城は世界でも最も大きい城の一つであり(「ギネスブック」によると、最も古くて大きい城である)、敷地の広さは東西430メートル、南北70~140メートルで細長い形をしており、大きさは長さは約570m、平均の幅は約130mである。10世紀には既にこの大きさであったと考えられている。引用:Wikipedia
美しいプラハの街並み。中央のとんがっている建物がプラハ城一番の見どころ【聖ヴィート大聖堂】。
その周りを取り囲むように建っている白い建物、全てを含めてプラハ城と呼びます。
プラハ城アクセス方法は?
プラハ城までのアクセス方法は2パターンあります。
どちらも違った良さがあるので、行き帰りで使い分けるのがおすすめです。
正式名称 | プラハ城(Pražský hrad) |
---|---|
住所 | Pražský hrad, 119 08 Praha 1 |
電話番号 | +420 224 372 423 |
公式HP | https://www.hrad.cz/en(英語) |
プラハ城までメトロ+徒歩で行く方法
プラハ城の最寄のメトロの駅は【地下鉄A線のマロストランスカー(Malostranska)駅】。マロストランスカー駅からプラハ城までは徒歩約10〜15分でいくことができます。
メトロ+トラムで行く方法
メトロからトラムに乗り継いでプラハ城に行く場合、マロストランスカー駅の目の前(Malostranska)駅前から出ているトラム22番に乗ります。
トラムのPražský hrad(プラハ城)駅で降りれば、道路を渡ってすぐがプラハ城の入り口です。
メトロの駅からプラハ城までは上り坂!
プラハ城までメトロの駅から徒歩でいく場合、階段をのぼることになります。
結構ハードな上り坂なので体力に自信がない人はトラムでいくのがオススメです。
プラハ城へメトロから行く場合はこんな道を通ります。
ちなみにプラハ城までの階段はこんな感じ。行きはトラム、帰りでこの階段を下ってくるのもおすすめ◎プラハ城からの景色は抜群です。
プラハ城からひたすら階段を下ります。 pic.twitter.com/5458QzrlnL
プラハ城の営業時間は?
プラハ城の営業時間はこちら。季節によって異なります。
冬季観光シーズン(11月1日~3月31日)
- プラハ城敷地内6.00 – 22.00
- 城内各施設9.00 – 16.00
夏季観光シーズン(4月1日~10月31日)
- プラハ城敷地内6.00 – 22.00
- 城内各施設9.00 – 17.00
聖ヴィート大聖堂への入場受付は15:40で終了します。 チケットをお持ちでない方が立ち入ることのできる場所は、西側の合唱隊席下の空間のみに限られています。但し教会関係者、巡礼者、礼拝、聖餐式等参加者は、入場無料です。礼拝中の教会見学者の立ち入りは禁止されています。礼拝日時、見学時間の変更等はwww.katedralasvatehovita.cz にてご確認ください。参考:https://www.hrad.cz/jp/prague-castle-for-visitors/opening-hours
プラハ城に入るにはセキュリティチェックがある!
プラハ城内に入る前には、セキュリティチェックを受ける必要があります。
このチェックには行列ができていることがあるので、時間に余裕をもっていきましょう。
冬場は閑散期なのでそこまででもありませんが、夏場のハイシーズンには30分以上ならぶこともしばしば。
夏場のハイシーズンはなんとこの行列!
Kdyz uz jsem v te Praze, zachtelo se mi podivat na Prazsky hrad. Uz me to preslo. pic.twitter.com/7cTTZNR11m
Na Pražský hrad Vás nepustí bez kontroly věcí. A teď Vám jdu ukázat to selfie, kde jsem hrozně v pohodě. Já jsem fakt blázen. pic.twitter.com/BaJLT7jfoe
プラハ城の入場料は?
プラハ城のチケットの種類は全部で3種類。
プラハ場内のどの展示物、建物内を見学するかによって種類が変わります。
引用:Vstupenky – Pražský hrad pro návštěvníky
プラハ城観光おすすめ!1番人気のコースはBコース
プラハ城観光の一番人気のコースはBコース。
- 「聖ヴィート大聖堂」
- 「旧王宮」
- 「聖イジー教会」
- 「黄金小路」
- 「ダリボルカ」
と、プラハ城の主要の観光スポットが抑えてあります。迷っている方はBコースがおすすめです。
プラハ城のチケットはこんな感じ。
こちらが実際のプラハ城のチケットの写真。チケットの左端に入れる建物の番号が書かれているため、非常に分かりやすいです。
プラハ城内の地図にもチケットに記載されている数字が表示されているので、チェコ語が読めなくても安心です。
プラハ城内で写真を撮るなら撮影料がかかる!
プラハ城内は「写真撮影可」「撮影料を払っていれば写真撮影可」の場所があります。
撮影料50Kcを払っていれば、大抵の場所は撮影できます。
※ただし、「プラハ城歴史物語」「聖ヴィート大聖堂宝飾展」「旧王宮美術館」は禁止です。
プラハ城のチケットの購入場所は?
チケットは以下の★マークの場所で購入可能。わかりやすい場所は以下の2ヶ所になります。
- 聖ヴィート大聖堂前のインフォメーションセンター
- 黄金小路の前のチケット売り場
トラムで来た人は聖ヴィート大聖堂前、マロストランスカー駅から歩きで来た人は黄金小路前が最寄の購入場所になります。
プラハ城観光の所要時間は?
プラハ城Bコースの所要時間は急ぎ足で2時間、じっくり見るなら3時間は必要です。
プラハ城見どころその1:聖ヴィート大聖堂
プラハ城内で1番の観光スポットといえば、聖ヴィート大聖堂。
ゴシック建築のその建物は360°どこから見ても美しくため息もの。プラハに行ったからには絶対に行っておくべき場所の1つ。
聖ヴィート大聖堂 (チェコ語:Katedrála svatého Víta)
プラハにある大聖堂で、プラハ大司教の司教座聖堂。 プラハ場内に位置し、多くのボヘミア王の墓を有する。ゴシック建築の代表例であり、チェコで最も大きい教会。
正面に82メートルの二本の塔、中ほどに99メートルの鐘楼が立っている。大聖堂の内部は、天井の高さ34メートル、幅60メートル、奥行き124メートル。
トラム22に乗ってプラハ城前のバス停から来た場合、この聖ヴィート大聖堂が最初に見えて来ます。
聖ヴィート大聖堂自体は無料で入場可能。
聖ヴィート大聖堂内に入ること自体は無料。しかし聖ヴィート大聖堂内でも一定の場所より先へ進むとなると入場料が発生します。
聖ヴィート大聖堂の見どころ
ミュシャのステンドグラス
聖ヴィート大聖堂の多くの観光者はミュシャのステンドグラスを目的として来ています。
詳しくはhttp://www.mucha.jp/window.htm
ミュシャのステンドグラスの前には、たくさんの人が集まっているので混雑必至。
ゆっくり見たければ時間に余裕をもっていくのがおすすめ!
ミュシャのステンドグラスはもちろん綺麗ですが、他のステンドグラスもとっても綺麗!天気がいいと光が差し込んで、より一層美しく見えます。
聖ヤン・ネポムツキーの墓
こちらは聖ヤン・ネポムツキーの墓です。このあたりは通路も狭いのでかなり混み合います。
聖ヴァーツラフ礼拝堂
wikipediaによると、「おそらく大聖堂で最も有名な場所は、聖遺物が保管された聖ヴァーツラフ礼拝堂である」とのこと。
聖ヴィート大聖堂の中で最も重要な場所なんだそうです。
壁の下半分は、1300以上もの半貴石とキリストの受難が描かれた絵で飾られ、その装飾のオリジナルは1372年から1373年に遡る。壁の上半分は聖ヴァーツラフの生涯を描いた絵。
1506年から1509年にかけて作製された。壁の中央部分には、ペトルの甥のインドリヒ・パルレーシュによって1373年に作製された聖ヴァーツラフのゴシック像がある。
聖ヴィート大聖堂 – Wikipedia
ヴァーツラフとは、プラハの観光スポットの一つ「ヴァーツラフ広場」のヴァーツラフと同じ人物。広場にもヴァーツラフの像があります。
ヴァーツラフ1世は国と民族を守った英雄としてチェコには欠かせない人物となっているそう。
プラハの春やビロード革命で有名なヴァーツラフ広場 #西欧巡検 pic.twitter.com/JtTz0ObPgz
ヴァーツラフ広場 pic.twitter.com/H5m4AESBXW
ちなみに今はヴァーツラフ広場にある国立博物館は改修工事に入っています。工事は2018年まで続くとのことで、ヴァーツラフ像の後ろにある博物館は一面覆われています。
残念。改修が終わるまであとちょっとの辛抱。
裏側にはクリスマスマーケットの準備がされていました。
プラハ城見どころその2:旧王宮
聖ヴィート大聖堂のすぐ横にある旧王宮。
12世紀から16世紀まで歴代のボヘミア王が住んでいた場所だそうです。
プラハ城内部
・聖ヴィート大聖堂
・かつて金髪の野獣先輩もお仕事していた現チェコ大統領官邸
・窓からポイーの名所、旧王宮
・城下の風景。橋がかかっているのがヴルタヴァ(独:モルダウ)川
#ザンネン中欧旅行記 pic.twitter.com/7XwVaB4xm0
旧王宮の場所
聖ヴィート大聖堂のすぐ向かいにあります。
旧王宮のみどころ
旧王宮のみどころは、なんといってもヴラディスラフホール。
奥行き62m、幅16m、高さ13mの巨大なホール。1中世プラハの非宗教建築では一番大きな空間で、印象的なアー チ型のヴォールトで支えられています。昔はここで戴冠式や騎馬競技が行われていたそうで、馬専用の入口などもあります。現在では公式な祝賀行事に使われています。
プラハ城見どころその3:聖イジー教会
聖ヴィート大聖堂の裏手にある聖イジー教会。ピンク色のが目を引く可愛らしい教会。
聖イジー教会はロマネスク様式の教会で、ボヘミアで最も美しいロマネスク様式の教会と言われています。
プラハ城に残る最も古い教会建築です。 聖イジー聖堂 – Wikipedia
現在ではコンサートなども行われています。時間があればおすすめ!
ヤン・ネポムツキー礼拝堂。
何度も登場するヤン・ネポムツキー。聖イジー教会にもヤン・ネポムツキーがいました。こちらがヤン・ネポムツキー礼拝堂。
聖イジー教会
ヤン・ネポムツキー礼拝堂のある聖イジー教会はこちら。
プラハ城見どころその4:黄金小路
プラハ城観光も終盤。
駅から歩いてプラハ城に向かった場合、この黄金小路が最初に出てきます。
黄金小路の場所
メトロのマロストランスカ駅寄りにあります。
帰りに階段を使う人は黄金小路は最後に来るのが二度手間にならずおすすめです。
黄金小路は当時の庶民の暮らしを再現しています。
1597年頃に作られた当初は、プラハ城に仕える召使い達が住んでいました。その後神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世がボヘミアを治めるようになった頃には錬金術師が住むようになり、このような名前がつけられました。
黄金小路には庶民の家を再現した展示、御土産屋さん、甲冑などが飾られている博物館などがあります。
No.22 フランツ・カフカの家
この小路の中でも特に有名なのがフランツ・カフカの家。
1916年11月から7ケ月の間、仕事場として利用していたそうです。
現在はカフカ関連の書籍などが置いてあります。
チェコ城( ˆoˆ )/
青いところがフランツカフカの家らしい!変身を大学時代に読んだな、、、www街並みはフィレンツェに似てた! pic.twitter.com/ee4fTSg5VY
ダリボルカ塔
黄金小路を抜けると、ダリボルカ塔が現れます。最初の囚人「騎士ダリボル」の名前からとって名づけられました。
中世時代に牢獄として使われていた場所で、中には拷問道具が並んでいます。
プラハ城観光まとめ
プラハ城観光には時間に余裕を持っていくのがおすすめ。
今回の記事ではプラハ城の紹介をさせていただきました。
プラハ城敷地内見所もいっぱいで、とにかく広い!時間に余裕をもって観光に来ましょう!
おすすめコースを効率よく回ろう。
プラハ城観光のおすすめはBコース!
マロストランスカー駅から22番のトラムに乗り、今の順番で観光していけば、なかなか効率よく回れると思います。
プラハ城に行く際は是非参考にしてみてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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