求人サイトを見ていると「TOEIC〇〇点以上」と書いてある求人が増えてきているような気がします。
具体的にどんな職種があるのか調べてみました。
英文事務
アルバイト・契約社員・派遣社員・正社員に関わらず求人が出ていましたが、
特に”派遣社員”が多く出ている印象でした。
例えば仕事内容は、
- 英文メール対応、英文書類の英訳、和訳、書類作成、
電話応対、通訳、翻訳など英語に関するお仕事。
といったような仕事内容が多いようです。
求められるTOEICスコアは、大体600~900とかなり幅広い印象です。
”ビジネス英語ができるレベル”と書いてありながら600点以上でOKだったり、
”日常英会話ができる方”とかいてあるのに730点以上だったり、企業によりかなり基準が違います。
逆に600点未満での募集はほぼありませんでした。
英語を使える仕事を探したいのであれば600点以上は必須と言えるでしょう。
私も以前”英文事務”の仕事をしたことがあります。
社長のパワハラがひどいのですぐ辞めてしまいましたが、
仕事内容は、海外から日本に来る方(いわゆるインバウンドです)の予約業務でした。
主にメール対応です。
そこの会社は「フレンドリーに」がモットーだったので、お堅い文章を使わされたりはしませんでしたが、
社員同士で「〇〇さんの文法、ちょっと変じゃないですか?」なんてのがあり、正直面倒でしたw
私は少しの間海外に住んだことはありましたが、英語を勉強しに語学学校や英会話に通ったことは一度もありませんでした。
リスニングはどちらかといえば得意で、TOEICでもリスニングで400点台は毎回キープしています。
でも、学校にいったことがないので、正しい文法というものが全然わかっていないんです。
逆にその人は、TOEIC920点、英会話にずっと通っていて、フィリピンに語学留学にいっていたことがあり、英語の参考書も100冊くらい持っている、
いわゆるすごいやつです。
しかし外国で行ったことがあるのはフィリピンのみ。
フィリピンも英語は使いますが、母国語ではありません。
本場の英語圏に行ったことは一度もないんです。
彼は英検もよく受けていたので、”地球温暖化”などの話になると英語でもペラペラでした(英検の面接でそのような話題になるので、塾でならったそうです)。
しかし逆に、普通に生活していく上で会話に出てくる食べ物の名前や、職業などの英単語はさっぱりわからないようでした。
通じればいいやと思っている私と、正しい文法ではないものは間違った英語だと考える彼、そりゃ意見はぶつかってしまいますよね。
外国にいたら、which だろうが、thatだろうが、あるいはwhatを使っても相手は気にしませんが、日本だと英語が好きな人ほど気になります。
英語を使った仕事につくと、そういう面で意見の食い違いが生まれることがあります。
その場合、TOEICのスコアが高い人が言っていることの方が正しいとなりますよね。
それはもちろん当たり前だと思います。
TOEICの点が他の人より低い状態で入社すると、このような事態になるかもしれません。
その人のおかげで二か月でスコアが70点上がったといっても過言ではないかもしれません。
WEB関係の仕事
主な仕事内容
- クライアントとのHP制作、更新に関する連絡。要件の聴収と取りまとめ
- タスク、リソース、スケジュールなどのプロジェクト全体のマネジメント
- エンジニアやデザイナー、外部委託先(国内外)などの開発/制作スタッフへの指示
- クライアントサイトの定期運用更新
- クライアントの相談受付と対応、日常的なコミニケーション
英文のHPを作成するので、要英語力だが会話は不要、といったような求人もいくつかありました。
そのせいかスコアの目安は700点程度でした。
しかし英語スキル+WEBのスキルが必要になりますので、英文事務よりもハードルはグンと上がります。
販売・接客業
まぁTOEIC必須ではないんですが、
「英語が話せる人歓迎」の求人がかなり多くなってきている気がします。
先日表参道に買い物に行きましたが、外国人観光客の多さにびっくり。
どこにいっても外国人、外国人・・・。
訪日外国人が増えたとニュースでよくやっていますが、それを肌で感じてきました。
2016年の統計だと、訪日外国人旅行者数が2000万人を突破したとのことです。
〝日本政府観光局(JNTO)の調べによれば、2016年の訪日外国人旅行者数が2016年10月末までの累計(速報値)で2,005万人に達しました。
日本を訪れる外国人旅行者を増やそうという試みは「ビジット・ジャパン・キャンペーン」という名前で2003年から始まりました。「2010年に訪日外国人を1,000万人にする」という目標を掲げたこのキャンペーンは2013年に訪日外国人旅行者数1,000万人を達成。リーマン・ショックや東日本大震災の影響で前年比がマイナスになった年もありましたが、2012年以降、急激な増加を見せています。〟
2016年の訪日外国人旅行者数が2,000万人を突破 | インバウンド対応情報発信ツール MCCatalog+
2000万人=20,000,000
すごいですよね。
2000万人っていったら、マダガスカルの人口くらいですw
一国の人口よりも観光客が多いとは・・。大変喜ばしいことですね。
そんなにたくさんの外国人が日本に興味を持ってきてくれるなんて。
服屋にいっても靴屋にいっても食べ物屋さんにいっても、たくさんの外国人観光客がいました。
これから2020年のオリンピックに向けてますます増えていくでしょうから、
英語が話せる人の求人は更に増えていくと思います。
簡単な受け答えが多いと思うので、”TOEIC〇点”という縛りはないですが、
生きた英語に触れられるという点では、「英文事務」「web関係」よりも上だと思います。
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ホテルのフロント
上で話した「接客業」に含まれますが、特に「英語を話せる人募集」で多いのは、
”ホテルのフロント”。
- チェックイン・チェックアウト
- インフォメーション
- 予約管理
- 会計業務など
これらの業務を全て英語で行うといった仕事です。
個人的にすごく楽しそうだと思います。
昔リゾートバイトをしていた頃にホテルのフロントで働いていたことがあります。
すごく楽しかったです。
お勧めのレストランを聞かれたり、おすすめのアクティビティを聞かれたり、
雨の日には何をしたらいいかなぁって聞かれたり。
自分がおすすめしたことを「楽しかったよ」って報告してもらえると、すごく嬉しいし、かなりやりがいを感じました。
友人が、長野県の白馬村でリゾートバイトをしていますが、
周りは外国人だらけだそうです。
飲食店のオーナーが外国人、同僚も外国人、お客さんも外国人ですごく充実しているそうです。
私もできることなら行きたいくらい・・。
今は派遣会社を通してリゾートバイトすれば時給もいいからすぐお金が貯まります。
私がリゾートバイトをしていた頃は時給700円台の世界でした・・。
特に私がいたのは北海道だったので、そのせいもありますが。
接客業が好きで英語を使いたい方!
ホテル、かなりお勧めです!
他にもたくさんあります。
翻訳とか通訳とかね。でもそれらはTOEIC700程度では足元にも及びません。
ですので、私のスコアでできそうなレベルのものをピックアップしてみました。
それでも、TOEICがあるだけで有利になる求人がこんなにたくさん。
毎日英語を使ってスキルアップできれば、仕事へのモチベーションもぐんと上がります!
これからも頑張ってTOEIC対策頑張っていきたいと思います。
ではでは~
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