雲取山登山へ行ってきた!日帰りは可能?アクセスは?
東京〜埼玉県〜山梨県にかかる百名山のひとつ、雲取山に行ってきました。
都内からのアクセスも良いことから人気の雲取山ですが、意外と距離もあり1泊2日での登山がおすすめされています。
今回わたしも推奨されたとおり1泊2日で雲取山登山に行ってきました。これから雲取山に行こうという方の参考になれば幸いです。
雲取山とは?
雲取山(くもとりやま・くもとりさん)は、東京都・埼玉県・山梨県の境界にある標高2,017.13mの山。秩父多摩甲斐国立公園の代表的な山の一つで、日本百名山に選ばれている。1都2県にまたがるとともに、東京都の最高峰・最西端の山でもある。山頂には一等三角点が設置されている。見晴らしが良く、周辺の山々のほか富士山、南アルプス、関東平野方面なども見ることができる。妙法が岳、白岩山とともに三峰山の三山の一つである。 引用:Wikipedia
雲取山への電車・バスでのアクセスは?
一般的なルートは鴨沢ルート。
鴨沢ルートは鴨沢登山口から出発します。
鴨沢登山口の最寄り駅は奥多摩駅になります。
奥多摩駅からはバスが出ており、約30分ほど乗車すると鴨沢登山口に到着します。
鴨沢ルートピストンの場合は
【行き】奥多摩駅〜鴨沢(西東京バス)乗車時間約34分
【帰り】鴨沢〜奥多摩駅(西東京バス)乗車時間約34分
鴨沢登山口〜雲取山頂〜三峯神社の場合は、
【行き】奥多摩駅〜鴨沢(西東京バス)乗車時間約34分
【帰り】三峯神社〜西武秩父駅(西武観光バス)乗車時間約1時間15分
といったアクセスになります。
奥多摩駅から鴨沢までのバスの時刻表
鴨沢登山口から登る場合は、奥多摩駅から西東京バスに乗車し、鴨沢の停留所で下車します。鴨沢までの乗車時間は約34分。
バスは2番乗り場から「鴨沢西」もしくは「丹波」行きに乗車します。
バス乗り場は、奥多摩駅を出てすぐ正面にあります。
三峯神社から西武秩父駅までのバスの時刻表
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]平日
- 三峯神社13:30発のバスは三峰口駅止まりですのでご注意ください。
- 8月1日(木)~9月1日(日)までは三峯神社16:30発の便は17:30発に繰り下げて運行いたします。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]土日祝日
- 三峯神社13:30発のバスは三峰口駅止まりですのでご注意ください。
- 8月1日(木)~9月1日(日)までは三峯神社16:30発の便は17:30発に繰り下げて運行いたします。
奥多摩駅入り口に登山届がある
奥多摩駅を出てすぐ右側に【登山届】を提出する場所があります。忘れずに提出しておきましょう。
鴨沢登山口にはトイレ・自販機あり!
鴨沢登山口はこんな感じです。
かもさわ登山口にはトイレがあります。ここには小さいですが手洗い用の水道もあり、自販機+ペットボトル用のゴミ箱もあります。
雲取山登山行程
わたしは1泊2日で雲取山登山に行ってきましたが、1日目の登山行程はこんなかんじです。
片道のみで
- 総距離11.2km
- 所要時間約5時間(休憩含まず)
雲取山の日帰りはおすすめしない。
はっきり言ってしまうと雲取山の日帰り登山はオススメしません!
雲取山は思っていたより道が悪い場所もありました。わたしが雲取山登山に行ったのは12月中旬だったこともあり、日が沈むのも16:30とかなり早くあっという間に辺りが暗くなってしまいました。
明るいうちに下山できない登山は絶対におすすめしません!
都内からほど近い場所にあるせいか危機感があまり感じられないですが、雲取山でも死亡事故は発生しています。
こちらの男性も雲取山を日帰り登山しようとしたそうです。時間に余裕がありゆっくりと歩いていれば防げたかもしれない事故。
雲取山の天気は?
雲取山は人気の山なので、調べると色々な天気予報が出てきます。
雲取山登山 ハイライト
鴨沢登山口から歩いて少しすると、本当の登山口が出てきます。
ここからが本当の登山のはじまり。
わたしが行った時期は落ち葉がすごい量だったので、落ち葉に足を取られることはありましたが、その他は特に危険と感じる箇所はなく、ぐんぐん登っていきます。
3時間ほどあるいて七ツ石小屋に到着。ここで軽く昼食をとり、水を補給。七ツ石小屋にはトイレもあります。利用料100円で利用可能。
七ツ石小屋からでも富士山がバッチリ見えます。
【2019年12月現在】七ツ石山巻き道崩落
基本的に雲取山かもさわルートに危険箇所はありませんが、2019年の台風の影響で道が崩れてしまっている箇所がいくつかありました。
その中の一つが七ツ石山の巻き道。台風の影響で、2019年12月現在は下の巻き道が通れません。
上の巻き道は通ることができました。
巻き道を超えると気持ちのいい道が続きます。
雲取山の名所ダンシングツリー!
旧奥多摩小屋の水場は枯れている!
今日の宿、雲取山避難小屋まであとちょっと!旧奥多摩小屋に到着し、水を補給しようとしたら、なんと水場が枯れていました!
冬季だったから凍結していた可能性もありますが、とにかく水はありませんでした。
ここで水を補給する予定だったのでかなり予定が狂ってしまいましたが、どうにか一泊分は足りそうだったので問題ありませんでした。
旧奥多摩小屋を超えるといよいよ終盤。急登が増えてきましたが、広い道なので気持ちいいです。
山に泊まるからこそ見える絶景。これだから山泊はやめられない。この時点でほとんど山頂でしたが、16時半。10時に出発しているのに思いの外時間がかかってしまいました。
最後の急登を登り終わってやっと雲取山避難小屋に到着します。
雲取山避難小屋はこんなかんじです。
わたしは写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらのブログに避難小屋内の写真もたくさんのっていたので、興味がある方はご覧ください。
この日は12月中旬の平日にもかかわらず13人ほど宿泊していました。
避難小屋から少し下ったところにトイレもあります。(こちらも写真を撮り忘れたのでお借りします。)
引用:http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2015/150425kumotori/150425kumotori_12.jpg
避難小屋内は屋内といってもかなり冷えるので、十分な防寒で行きましょう!!この日は寒い日でしたが、滞在者が多かったせいかそこまで寒くありませんでした。明け方で避難小屋内で気温が3度くらいでした。
2日目の行程
鴨沢ルートピストンの場合は、このまま同じ道を下山していきます。
わたしは三峰神社に下山したので、2日目は距離にして9.7km・コースタイム4時間半(休憩含まず)かけて下山しました。
三峰側の下山は樹林帯が続きます。
アップダウンが多いルートで、アイゼンが必要な健脚者ルートもありましたが、この日は雪がなかったので問題なく通過することができました。
最後は鳥居を抜けてゴール!!
前述しましたが、三峰側に降りた場合は西武観光バスに約1時間15分乗車し、西武秩父駅へ向かうことができます。
雲取山登山 まとめ
今回の記事では雲取山登山について紹介させていただきました。雲取山登山を検討中の方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。