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富士山に日帰り登山に行ってきました。
先日富士山に登ってきました。
多くの人は富士山8合目付近で一泊し、ご来光を目指しナイトハイクすると思いますが、今回わたしはご来光無視の朝〜夕方の日帰り富士山登山に行ってきました!
日帰り富士山登山はおすすめしない。
先に言ってしまうと、富士山の日帰り登山は可能ではありますが、おすすめしません。笑
ちなみにわたしのスペックですが、
- その年によるが、去年は10〜15回くらい登山した。
- 本格的登山は割と始めたばかりの初級者〜中級者らへん。
- アウトドアは結構する。
- 平均よりやや上くらいの体力。
こんな感じのわたしの正直な感想は、『日帰りの富士山登山はきつかった。』です。
体力が辛いのはもちろんありますが、どちらかというと高山病らしき症状がつらかったです。
高山病の症状には、頭痛、眠気、吐き気、倦怠感などが挙げられますが、わたしの場合は頭痛。
富士山で起きる高山病の症状とは?
高山病とは、一般的に言う「病気」ではなく、低酸素状態に置かれたときに体が順応できずに起こる症候群のことで、「低酸素症」や「高度障害」とも言われています。発症の程度や発症するかどうかは個人差が大きく、発症しづらい人でも体調によっては発症したりと、誰でも起こりうる事です。突然症状が重篤になるものではなく、徐々に様々な兆候が体に現れ始めます。
いわゆる山酔いと言われるもので、新たに高い高度に身を置いたときに起こる症状です。この段階で適切な処置をしないと重症になる可能性があります。
・頭痛
・吐き気
・めまい
・顔、手、足のむくみ
・倦怠感
・息切れ
・動悸
・食欲不振
・睡眠障害
一般的に富士登山は高い高度に順応するために8合目付近で一泊したりするものですが、わたしの場合朝〜夕方にかけて一気に登って降りたので、高山病の症状が起きやすかったようで、下山中ずっとズキズキと頭痛に悩まされながら降りてきました。
途中鎮痛剤を飲みましたが、下山後まで治ることなく続きました。かなり辛かったです。
富士山日帰り登山は、体力的には行けなくもない。
一方で、富士山日帰り登山は、体力的には不可能なわけではありません。
年配の方で1日で富士山2往復している方もいたり、トレイルランニングをしている方もいたので、体力に自信のある方からすれば、余裕で行けるでしょう。
ただし、初めて富士山を登る人なら、時間にかなりの余裕を持っておきましょう。
時間に余裕を持たず、体力に自信があるからといってハイペースで登ってしまうと、上でもいったように高山病にかかりやすいのです。
富士山を登るときは、高度に順応するよう、いつもよりゆっくりめに歩くのがおすすめ。
一生懸命登っていると息も浅くなりますが、しっかりと呼吸をしながら一歩一歩登りましょう!
登山初心者には富士山日帰りはおすすめしない。
登山初心者には富士山日帰り登山はおすすめしません。
よほど体力に自信がある人は別ですが、そこそこ体力にあるからという中途半端な自信を持っていっても、体力の配分や歩くペースが分からず、最後にバテてしまう可能性があります。
実際に一緒に行った友人は、序盤こそはハイペースで登り余裕綽々でしたが、最後は登頂できずに無念の下山をしていました。
富士山日帰り登山をするのなら、自分の体力やレベルをわかってからがおすすめです。
どうしても富士山日帰り登山にいくなら。
大変だとわかっていても富士山の日帰り登山に行くのであれば、
- 登山前日はしっかりと睡眠をとり体を休ませる。
- 時間に余裕を持っておく。
- いつもよりもゆっくり歩く。
- 可能であれば、早めに登山口に到着して、高度に慣れておく。
- しっかり水分を取る。
- 呼吸を深くしっかりする。
- 体を冷やさない。
これらのことを守って、無理のないように登りましょう!!睡眠不足や疲労が残ったままの富士山登山は、高山病にもなりやすいので大変危険です。しっかり体を休ませてから登山に挑みましょう。
心配な人は酸素ボンベを持って行くのもおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。